皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。暫く父の旅行記を取り上げず申し訳ありません。久々の(3ヶ月ぶりの)登場です。
また、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。
スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。

2000年11月21日(火) 前編 

ホームこたつとヒーターの設備で部屋は快適だった。宿の人の話では昨日くらいから気温は下がってきているとのことだった。朝は霧か雲がかかって幻想的な外風景である。雨も上がっていた。

望郷の宿 霜出荘より
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8時半頃出発して一度古川町に戻り、高山から円空仏で有名な丹生川村(管理人注 2005年合併により高山市となる)の千光寺を訪ねる。寺は高台で空気は美味かった。仁王門から本堂に向かう石段はイチョウの紅葉が足元一杯に埋まっていた。

千光寺
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円空仏寺宝館を見学。入館した正面に仁王門の並木に直接刻んだと伝えられる仁王像の一体があった。150年前まで立木のままであったといわれるためであろう。大分傷んでいるようである。

仁王像
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両面宿儺像(りょうめんすくなぞう)、賓頭盧像(びんずるぞう)、不動三尊像など、いずれも屈指の作といわれ、一見荒い削りとも思われる中に、親しみやすく感情が繊細で、心の優しい円空上人の人柄を浮き彫りにされたように思う。円空仏は美濃、飛騨地方をはじめ、他の地方でも多数残されているが折を見て他のものも拝見したいと思う。

円空上人
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両面宿儺像
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賓頭盧像
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円空仏分布図
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2000年11月21日(火) 前編

場所               時間       メーター表示

出発             8時25分        0㎞

千光寺            9時24分     37.1㎞

 円空仏寺宝館