皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。
長期間にわたりゴールデンウィーク前半の長野旅行の記事を連載させていただきました。「西国33ヶ所の旅」「真田幸村の足跡を訪ねて」の2つのシリーズが終ってしまいましたが、いきなり新シリーズ「西郷どんの足跡を訪ねて」を開始します。新しくカテゴリーも作りましたので、以前ご紹介した下記の6つの記事はこのカテゴリーに移転しました。
東寺 その1(鳥羽・伏見の戦いの際、西郷隆盛が五重の塔に上り戦況を確認した。) http://blog.livedoor.jp/nihonmanyuuki-kazu/archives/22154662.html

 々 その2 http://blog.livedoor.jp/nihonmanyuuki-kazu/archives/22201896.html

相国寺 林光院(薩摩島津藩との所縁が強い) http://blog.livedoor.jp/nihonmanyuuki-kazu/archives/22266916.html

宝鏡寺(篤姫の義理の娘、和宮と関連がある) http://blog.livedoor.jp/nihonmanyuuki-kazu/archives/22356675.html

東福寺即宗院 前編(島津家の菩提寺 西郷、月照密議の地がある) http://blog.livedoor.jp/nihonmanyuuki-kazu/archives/22949874.html

 々     後編 http://blog.livedoor.jp/nihonmanyuuki-kazu/archives/22981532.html

今回は京都非公開文化財春の特別公開です。いつものごとく南海、地下鉄、京阪を利用して淀駅にやって来ました。第1の目的地、妙教寺は徒歩約10分です。
同寺は大阪の富豪法華又左衛門貞清の開祖で、豊臣秀吉の側室淀殿が住んでいたと言われる淀古城の一角に建立されました。鳥羽、伏見の戦いの際、周囲が戦場となり、本堂に砲弾が貫通した跡が残っています。
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本堂
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鐘楼
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鳥羽、伏見の戦いで戦死した幕府(徳川)兵の碑
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本堂近景 欄間の見事な彫刻がお分かりいただけるでしょうか
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本堂向かって右から幕府軍の砲弾が貫通し、左に並んでいる中央の柱に被弾しました。その跡がいまでも残っています。
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戦犯として絞首刑となった学徒兵・木村久夫(同寺檀家)の碑 辞世の句 「音もなく 吾より去りし ものなれど 書きて偲びぬ 明日という字を」
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軍の命令で通訳を行なっていただけの人物(京都帝国大学の学生で語学に堪能であった。)が処刑されてしまうという戦争の恐ろしさを感じます。
淀城の図
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淀駅への帰途見掛けた唐人雁木旧趾 朝鮮通信使一行が上陸、または帰路の乗船に利用された。つまり船着き場です。
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ということで次回に続きます。

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