皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。暫く父の旅行記を取り上げず申し訳ありません。久々の登場です。冬の岡山県をチョイスしました。
また、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。
スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。
2007年1月31日(水)前編
建部町国際温泉会館は朝から入浴が可能で、湯量が多く気持ちよかった。朝の入浴は7時で遅かったから、朝食は8時にして貰った。
建部町国際温泉会館
旭川は巾の広い川である。底は浅く流れは速そうだった。遠く蒜山高原に発して岡山市街を流れ児島湾に注ぐ第一級の河川である。川を挟んで東側を国道53号線、西側にJR津山線が岡山と津山を結んでいる。建部町は旭川と鉄道、道路をまたいで開けている。温泉会館の少し北部で津山線と穀堂は交差し、そのまま並行して走るが、1.5㎞ほどの川口で旭川と別れ東に折れて北上、久米南町から津山市にいたる。第2日目の予定はこの53号線を誕生寺に向かうのである。
誕生寺は浄土宗の開祖、法然上人の生誕地である。山門前の駐車場に停車し参詣する。立派な山門を入ると目の前に巨大な公孫樹の古木が枝を拡げている。
誕生寺
法然上人産湯井戸
公孫樹即ち「ぎんなん」は落葉樹で冬場は1枚も葉は残っていないのだが、太い幹の下部から四方に枝を張り見事な姿を見せてくれる。何でも上人が少年時、菩提寺から持ち帰った1本の杖が根を張ったと伝えられている。樹齢700年以上だそうである。
公孫樹
本堂奥に法然上人産湯の井戸もあり、現在も清水が湧き出している。平日のお詣りは私達の他に誰も無かった。十何年か前、私達が車で各地を旅行し始めた頃、初めに訪れたのが誕生寺だった。お寺も手を入れて随分立派になったし、何より岡山からの国道筋の変わり様は大変なものである。道路が良くなったのは勿論だが、人家、商店、工場事務所の増加は驚くばかりである。法然さんもこんなに変ろうとは予想もしなかったに違いない。
2007年1月31日(水)前編
場所 時間 メーター表示
出発 9時01分 0㎞
道の駅くめなん 9時23分 11.5㎞
誕生寺駐車場 9時36分 17.7㎞
発 10時08分
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