皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。暫く父の旅行記を取り上げず申し訳ありません。久々の登場です。父の旅行記は遠方のものが多いのですが、近隣の場所をエッセイ風に記載したものがあります。今回はその中から選びました。古市は大阪府羽曳野市の中心地です。
古市は石川と並行して南北に通じている東高野街道と、堺から羽曳野、太子を経て当麻から大和に通じる東西に通じる竹内街道の交差した街で、江戸時代には交通、経済の中心地として栄えたようである。
現在は近鉄長野線と、吉野、御所方面に通じる南大阪線の分岐点であり、近鉄古市駅前は小さなターミナルになっていて、タクシー、バスの発着点である。
南北に通じる近鉄長野線の西側は、北から応神天皇陵、墓山古墳、白鳥陵古墳、峯ヶ塚古墳、清寧天皇陵、安閑天皇陵等と数多くの古墳が築かれており、その大部分は前方後円墳で、いずれも周囲に池が巡らされており大王級の墳墓と言われている。
応神天皇陵
峯ヶ塚古墳
二上山
応神天皇陵は5世紀前半の古墳で、その面積は仁徳大仙陵に次ぐ、全国第2位。体積では全国第1位の規模を誇っている。一説によれば応神天皇は、大物主神(おおものぬしのかみ)の娘、神功皇后の子息であり、実は大和王朝建国の神武、崇神天皇と同一の人物という説もある。
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