皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。九州各地で、被害に遭われた方にお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い復興を祈念いたします。長野県の遠山郷、秋葉街道シリーズの5回目です。この文章の最終の奥書は2010年4月1日となっています。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。

大野地区を後にして、屋敷の集落から下栗の里に入る。急な坂道は大変危険を感じる。私達のトラックは後部が軽いから、坂道の下りは運転に注意が必要だ。カーブも多い。急な傾斜面の下に屋根に石を乗せた珍しい家屋が見える。遠山郷ならではの風景のようだ。下栗ロッジに立ち寄った。閉校した分校を改築して村営のロッジにしている。老夫婦が管理しているようだった。私達はお茶の接待をうけた。何か忘れたが、記念の土産物を購入したと記憶している。前庭(下栗分校の校庭)に桜の古木が植わっていた。
カーブの多い坂道を下って、遠山6ヶ村の総鎮守である八幡社にお詣りする。12月10日には、盛大に霜月祭が行われる。木沢から西に向かって山道を入ると、小嵐神社がある。狭い道であるが、車で行けるかもと思って、街で出会った人に聞いてみたが、山道で車で行けるところでなく、相当に時間もかかるし、現在は誰も居ないと教えられた。私達は断念して宿泊地のせせらぎの里、やまめ荘に向かった。やまめ荘は村営の宿泊施設である。和田の中心街から、国道152号線を南進すると、せせらぎの里にある。遠山川の支流で、八重河内川に近い。敷地は広くて、公園風の庭がある。少し時間の余裕があったので、すぐ前の高台にある三遠南信観音にお詣りした。山里の農村風景が一望できる。崖下からは水量は少ないが、観音滝が見える。
やまめ荘別棟にやまめ加工施設があり、地元の婦人達によってやまめの各製品が作られている。清流で育てられたやまめは、塩、砂糖以外一切の添加物を使用せず加工されている。いろり端に立てられた串焼きや薬草天ぷら、串いもなど田舎の味も良かった。時期的な理由もあるのだろうが、この日の宿泊客は私達の一組だった。
明けて5月28日、八重河内川の支流となる梶谷川に沿って梶谷の集落に行く。渓流に沿って急斜面に民家が所在するが、下栗の里と全く同様である。崖に石垣を積んで、奥行きの極端に狭い建物である。平地は殆ど無い。最近まで焼畑耕作をしていたと伝えられるが、そんな土地が何処にあるのだろうと疑う。しかし勤勉な人達は間違いなくこの地で生活しているのだ。
秋葉街道に戻り上村程野まで北上する。この先は地蔵峠に通じるが、現在、人の行ける道はない。飯田に通じる矢筈トンネルの工事が進んでおり、工事の車両や人達を見かけた。程野八幡社は鬱蒼とした森を背に祀られている。
私達は上町から県道上飯田線に入り、赤石隧道を経て喬木村に進んだ。この隧道は伊那山地の険峻な山岳地を抜けるのであるが、此所に到る九十九折りの坂道は大変きつかった。勿論、街道の中心の一つ上町を望む絶景は見事の一言に尽きる。余り車輌も通過しないこの山道は、簡単な鋪装はされていたが、草木が道を塞いで、急なカーブでは油断できない。
私達はこの旅で一泊しか予定しておらず、残念だったが、飯田から高速を利用、名古屋を経て帰宅した。

写真は上から 屋敷の里 集落

       下栗分校跡 下栗ロッジ前の桜

       遠山六ヶ村の総鎮守 八幡社の森(木沢)

       南信濃村やまめ荘 三遠南信観音を望む

       やまめ荘前 梶谷川と観音滝

       梶谷地区の民家

       程野八幡社
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