皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。4年前、管理人がブログを始めた頃ご紹介した、広島県瀬戸内諸島を訪ねる旅の改訂版をお送りしたいと思います。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。

スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。

2009年3月25日(水) その1

第2日目の出発は、8時45分だった。豊島に架かる豊島大橋架橋工事のために造成された、新しい舗装道路やトンネルは何かしら明るさを感じさせる。周囲の山々はみかん園が多く、黄色い大きな実をつけている。新しく架設された豊島大橋を通過し、豊島から更に豊浜大橋を渡って大崎下島に入る。この日も空は晴れたり曇ったりで、晴天よりも少し走りやすいと思った。道路の途中には、フェリーの乗場も見受けたが、陸路が開通して、運行を廃止した路線もあるようだし、港の風景も淋しそうだった。島の北部の海岸線に沿って、大長から御手洗に到着した。
御手洗は江戸時代、潮待ちや風待ちする船で賑わい栄えた港町である。船運による交易、娯楽文化を中心とした交遊と交歓、外国船の往来や北前船の寄港など全国にも広く知れ渡った文化交流の接点であった。江戸時代の街並は今も残され、栄華の残像から日本文化の歴史を想像することが出来る。

江戸みなとまち展示館
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江戸みなとまち展示館の前の浜
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御手洗案内板
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私達は住吉神社近くの駐車場に駐車して、この古い港町の散策に出掛けた。最初に目に入るのは、海に長くのびた千砂子波止(ちさごはと)である。江戸時代後期、芸州藩が築いたと伝えられる防波堤である。現在も多くの小型船が繫留されている。この先端に石積みの高燈籠がそり返しの美しい姿を見せる。往時は灯台の役目を果たしていたという。

千砂子波止と高燈籠
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場所         時間        メーター表示

出発           8時45分          0㎞

豊島大橋

豊浜町(豊島)

豊浜大橋

豊町(大崎下島)

御手洗パーキング  9時32分       18.6㎞

 以下散策

住吉神社

高燈籠と千砂子波止

石の太鼓橋と高燈籠

船宿

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