皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。新型肺炎の影響が世界的に拡がっています。1日も早い日常生活を取り戻したいと切に願います。当ブログは当面、過去のブログの改訂版を発表したいと思います。今回は4年前、管理人がブログを始めた頃ご紹介した、山形県置賜地区から湯殿山、松山町から肘折温泉、銀山温泉、山寺立石寺、山形市、七ヶ宿街道、飯坂温泉を訪ねる旅の改訂版をお送りしたいと思います。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。
スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。
2002年9月1日(日) 前編
2つの台風が通常のコースを外れて、沖縄から朝鮮半島、日本海の北側を大廻りした。台風の余波を受けたものと思うが、出発の9月1日は大層暑かった。車中は冷房のおかげで左程でもないが、自然の涼しさは感じない。例の如くたんたんとして早朝の名神高速を走行する。丁度、陽の昇る時間に合致するので眩しいが、幸い防音壁が連続しているので助かる。伊吹山は全容が見えないほど雲が掛かっている。滋賀県下も雨不足が続いているのか、沿道の樹木は葉っぱが白く、縮んで見える。何となく元気が無さそうである。日本海側に出ると晴天は本格的となる。窓を開けて走行するが、停車すると全く暑い。福井、石川、富山、いずれの平野部も、よく実った稲穂の垂れる姿が見える。間もなく刈入れが始まることだろう。
晴天のおかげで、山脈ははっきりと美しい。白山も、立山連峰も、剱岳も、こんなことは、そう度々あることではない。もちろん海の方も青々としている。新潟平野に入ると、雲はますます切れて秋空の様相である。今まで、再三北陸路を走って、福井県から新潟県に至るまで、こんなに晴天が続いて、山脈がはっきりと美しく見えたことはない。
新潟県下では、収穫の迫った稲田に囲まれたように、蓮の畑が多く見える。花は殆ど切り取られたようで、盂蘭盆が終わったことを思わせる。日差しは真夏より強いと感じるが、風景はやはり、一歩ずつ秋が近づいているようだ。最近、新発田まで高速道が延長した。全く車が通っていない贅沢な道路である。終点を右折、国道113号線に入る。この道路は以前利用したことがある。道幅が以前より広くなったし、良く整備されている。大庄屋渡辺邸の前は、道を隔てて公円がつくられ、駐車場も広くとられていた。
渡辺邸
梅花皮荘(かいらぎそう)(0238-64-2111)へは国道から逸れて、約18㎞。道中から遠くに飯豊連峰を望むことが出来る。道中には思い出したように民家があり、草花が綺麗に咲いている。玉川沿いに道を進むが、梅花皮荘の近くには、高くはないが岩の多い風変わりな山が迫っている。
6月12日に起きた例の事故を反省して、当初から出来る限り多く小休止した。桂川、神田、女形谷、小矢部、有磯海、名立谷浜、米山、黒崎等々である。その割には到着は早かった。3時20分、奥の飯豊山荘まで行ってみる。ここは飯豊山の登山口であり、旭又滝がある。
この滝は玉川の向い側にあるが、樹木が多くて発見できない。丁度下山してきた人に聞いて、少し下流で樹の間から見えるとの情報を得た。残念ながら僅かしか見えない。直瀑ではなかった。長者原へも行ってみた。資料によれば平家の落人部落らしい。農家の表に居た人に聞いてみた。正確に平家の子孫である証拠はないらしい。その人もはっきりしなかった。
場所 時間 メーター表示
出発 5時02分 0㎞
桂川サービスエリア 着 5時59分 68.3㎞
発 6時09分
神田パーキングエリア 7時05分 159.9㎞
女形谷パーキングエリア 着 8時15分 272.1㎞
発 9時22分
小矢部サービスエリア 着 9時15分 350.5㎞
発 9時38分
有磯海サービスエリア 10時19分 423.9㎞
給油
名立谷浜サービスエリア 着 11時10分 505.5㎞
発 11時19分
米山サービスエリア 着 11時48分 550.1㎞
発 11時55分
黒崎パーキングエリア 着 12時50分 634.2㎞
発 13時20分
新発田ジャンクション 13時45分 669.9㎞
国道7号線
中条町給油 14時09分 685.8㎞
十文字
国道113号線
渡辺邸 14時42分 708.6㎞
国道113号線
赤芝発電所 15時00分 724.3㎞
県道15号線、県道260号線
飯豊温泉 飯豊梅花皮荘 15時20分 740.3㎞
飯豊山荘パーキング
飯豊山登山口 15時41分 741.5㎞
地神山、旭又滝

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