皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。新型肺炎の影響は全く収まりそうにもありません。ワクチン接種を1日でも円滑に進めていただきたいと思います。

当ブログに関しては、管理人がブログの作成に不得手だった初期の記事の改訂版を順次発表していますが、今回本人としては早めに改訂したいと思っていた第一回の「九州中央山岳の旅」をお送りしたいと思います。旅行は今から25年前になりますが、写真も鮮明に残っており改めてパソコンでスキャンした上で使用しています。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。

スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。

1995年7月4日(火曜日) 後編

途中、西里地区で路肩崩れによる通行止めの表示あり。杖立温泉へ迂回した方がよいとの話も聞いたが、小国方面から来た会社員風の人が「この車だったら、路肩に注意すれば通れますよ。」と云われて、突破を決意した。第二日目のことであり、未だ目的地にも来ていないし、予定の変更も不可能に近いので、不安はあったが前進。さすがに西里地区は道も狭く、カーブも多かった。

奴留湯温泉付近から、道路は広く良くなった。

小国町で昼食。午後1時を少々過ぎていた。

通行止めの表示区間は僅かに3メートルくらい。路肩が少々崩れていたが、地域の人たちによって補修されていた。

2号線を大観峰を越えて阿蘇町へ。大観峰は霧と小雨で視界はゼロに近かった。30年以上前、オンボロバスに乗って、悪路を揺られながら、この道を越したのだが、その折は大変見通しも良かった。現在は道路も整備され観光化している。

天気の加減もあったと思うが、昔の風景の方が良かった。しかし、この道を自分自身で運転して超そうとは、いささか、感無量。

内牧温泉街へ迷い込み、困ったが、親切な交番に助けられ、57号線へ。通行量多く、結構、大型も。325号線に入ると、途端に道路は静かになった。長陽村、阿蘇外輪山に囲まれたこの辺りは、思ったより鄙びたところのようだ。

垂玉温泉も地獄温泉も随分奥まったところにあった。

垂玉温泉のすぐそばに、金龍の滝。地獄温泉は湯治湯でもある。

到着の時間が早すぎた。14時37分。取りあえず荷物を部屋に置いて、国道まで給油に出た。途中、寺坂水源を見る。雨は断続的に降っている。前線が停滞との予報もあったが、阿蘇山麓では仕方もあるまい。

16時過ぎ、宿舎南阿蘇(熊本県阿蘇郡長陽村河湯2441 09676-7-0078)へ帰った。温泉は約200メートル先の地獄温泉から引き湯とのこと。少々黒ずんだ湯であったが、効能は大きいとか。

窓外は中程度の山と、遠くに久木野村らしきものが見えたが、雨雲か霧か足早に過ぎていった。ひたすらに天気が回復することを祈った。

地獄温泉 宿舎南阿蘇より

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1995年7月4日(火曜日) 後編

場所                  時間        メーター表示

青洞門  発            10時35分         104㎞

 深耶馬溪経由

 国道387号

 玖珠町経由、九重町経由

 国道387号 西里付近通行止めとの表示あり

小国町(昼食) 発         13時05分        169㎞

 阿蘇町、大観峰経由 国道212号

 阿蘇内牧

 国道57号

 長陽村 立野

 国道325号

南阿蘇                14時37分        225㎞

 白水村 給油

南阿蘇                16時05分        234㎞

注 出発時のメーター表示は一日目の給油時より計算

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