磐梯高原より日光の旅（１９９７年８月３１日～９月５日）改訂版　その１ : 日本漫遊記

皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。新型肺炎の影響は全く収まりそうにもありません。ワクチン接種を１日でも円滑に進めていただきたいと思います。

当ブログに関しては、管理人がブログの作成に不得手だった初期の記事の改訂版を順次発表しています。第一回の「九州中央山岳の旅」に引き続き第二回の「磐梯高原より日光の旅」をお送りしたいと思います。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。

スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。

１９９７年８月３１日（日曜日）　前編

今度の旅行は、北陸から南東北、北関東、中部地方と広範囲のものであった。従って資料も多く、道路地図だけでも何冊か必要であった。幸い晴天続きであり、それも多少雲があったので、かえって良かった。日光湯本は雨が降っていたが、朝には晴れた。第６日目は道路事情が悪く、大幅に予定を変更したが、利賀地区を廻って良い収穫であった。
第一日目の出発は、午前５時５分。まだ余り夜明けから時間がたっていないので、薄暗い感じがした。何時ものように出発までの数日は少し不安があったが、出発してしまえば、すぐ不安は解消。

松原インターチェンジまで高速の側道を走る。５時３０分、近畿自動車道に入る。多賀、南条、小矢部の各サービスエリアにて小休止。昼食にするには少々時間が早すぎて、有磯海サービスエリアまで足を伸ばした。１０時２３分着。

早朝の出発だったので、ここで昼食。海岸が近いかと思ったが、近くもなかった。芭蕉の句もここで詠まれていたし、昔はよい海岸だったそうだ。有磯海サービスエリアの命名は、池田弥三郎のようである。時間は予定より早いので、その上、北陸自動車道は、上越市までトンネルの連続で余り面白くないし、能生インターチェンジで国道８号線に入る。親不知海岸は、トンネルの中だったようだ。能生は以前、秋山郷へ行った折、この道を通り、白山神社にお参りした。国道８号沿いに弁天岩があり、お祀りしてあった。

上越市にて給油。五智国分寺や上杉謙信の春日山城跡の近くである。この辺の国道８号線は道幅も広く走りやすかった。柿崎を過ぎて米山に入る。この海岸は日本海に沈む夕日が美しいそうである。

福浦八景のうち、聖ヶ鼻、牛が首層内褶曲、松ヶ鼻も遠望できた。一番海に近いと言われる青海川駅まで行ってみた。この近くには鮭も上ってくるそうである。鴎ヶ鼻は駅から近かったが、道は続いていなかった。

ＪＲ米山駅より聖ヶ鼻