皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。医療従事者の方に負担をかけますが、新型肺炎のワクチン接種を1日でも円滑に進めていただきたいと思います。

当ブログに関しては、管理人がブログの作成に不得手だった初期の記事の改訂版を順次発表しています。引き続き第三回の「乗鞍岳と上高地、野麦峠へ」をお送りしたいと思います。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。

スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。

1998年6月16日(火曜日)その5

住職のアドバイスを受けて、中尾温泉に行く。ここは旅館というより、会社の保養施設風のものが多くて、実に閑静なところである。そこここに温泉の吹出し口があって、硫黄の臭いが強い。車輌立入禁止の地点まで行った。焼岳は活火山であり、立入は禁止されている。結局、下の温泉まで引き返して焼岳を望んだが、赤茶けた岩肌の山頂付近から、白煙を吐いており、恐ろしい感じがした。この地点、焼岳の北側からの眺めは男性的だと思った。中尾温泉からかまたがわを挟んで反対側、北側に錫杖岳があった。太陽の光線の具合ですっきりした姿は見えないが、その聳え立った見事な岩壁。素晴らしいの一言に尽きる。新穂高ロープウェイ乗り場まで行って引き返す。

中尾温泉より錫杖岳
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焼岳の噴煙
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以前残雪の深い展望台まで行ったことがある。鎌田川のすぐ側にある栃尾温泉荒神の湯を見て、円空庵に帰る。5時20分であった。晴天に恵まれて大変良い一日だった。走行は449㎞。食事は6時30分より。山菜が中心の料理であった。温泉は流れっぱなしの良い湯。設備は掃除が行き届いており良かった。夕食後も部屋から乗鞍岳の姿が美しく望めた。

中尾温泉より焼岳
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円空庵より乗鞍岳
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1998年6月16日(火曜日)その5

場所               時間       メーター表示

新平湯温泉、神明神社、石の唐椻、温泉街

円空庵       着    15時55分       78㎞

          発    16時11分

 国道471号、県道

中尾温泉           16時37分       88㎞

 焼岳(噴煙)錫杖岳

新穂高温泉ロープウェイ下   16時58分       93㎞

円空庵            17時20分      105㎞

                第1日目       449㎞

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