皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。九州各地で、被害に遭われた方にお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い復興を祈念いたします。本日は伊豆紀行の２回目です。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。

１９９８年４月１３日（月）

８時４０分、エミナース出発。国道１５０号線、本町２丁目を左折、大崩海岸を直進、静岡方向に向かう。この間、雄大な駿河湾の眺めが連続するが、生憎の曇り空で殆ど景観は目に入らない。勿論、霊峰富士も、その姿は見せてくれなかった。
この日の出発に際して、久能山東照宮を下からお詣りするか、日本平頂上を経て、日本平パークウェイからお詣りするか、悩み迷っていたが、天気のことを忘れて、日本平からの展望が気になり、この道を進むことになった。
結果は惨めに終わり、久能山ロープウェイ駅などでは、殆ど無人の状態だった。勿論小雨の降るパークウェイからは、展望はゼロに近かった。私達は日本一の景観を誇る静岡の名所、日本平にこだわり過ぎたようだった。早々と諦めて山を下った。
県道１４８号に出て、龍華寺を訪ねた。日本最古と伝える天然記念物のサボテンがあり、ソテツもそうらしい。大層立派なものだった。文豪、高山樗牛にゆかりの深い寺院で、見事な名園が存在した。
   龍華寺　天然記念物　サボテン


 　龍華寺　天然記念物　ソテツ

駿河路は史跡の宝庫と言われ、数多くの仏閣は眺望に恵まれて、魅力ある庭園があり、味処も多いようだ。私達は計画のまずさと不勉強から、多くの見どころを飛ばした思いでいっぱいである。駿河湾だけで、充分、旅のコースが出来たのではないかと反省する。言い訳がましいが、東海地震の噂が先行して、この地方の印象を少し暗くしている気もするのである。どこまで完全な予知が出来るのか、東海に集中して対策が考えられているような気がしてならない。

１２時５分、鐘庵で昼食し、清水インターチェンジから東名に入る。途中、富士川サービスエリアで小休止したが、沼津で高速を外れ、国道４１４号線を南下、多比から地方道に入った。変化の多い海岸線を通り、大瀬崎に近づく。
　大瀬崎海岸より大瀬神社　

土肥金山と達磨寺の入場割引券をもらったが、今日の走行距離１７７㎞は重たくて、休息することにした。明日も天気は余りはっきりしないようである。

１９９８年４月１３日（月）

場所　　　　　　　　　　　　　　時間　　　　　　　　メーター表示

出発　　　　　　　　　　　　　８時４０分　　　　　　　　０㎞

日本平頂上　　　　　　　　　１０時０３分　　　　　　　３８㎞

龍華寺発　　　　　　　　　　１０時３９分　　　　　　　４４㎞

鉄舟寺発　　　　　　　　　　１０時５９分　　　　　　　４４㎞

三保の松原　　　　着　　　　１１時１６分　　　　　　　５１㎞

　　　　　　　　　発　　　　１１時４０分

御穂神社　　　　　発　　　　１１時４７分　　　　　　　５２㎞

鐘庵　昼食　　　　発　　　　１２時０５分　　　　　５２．６㎞

清水インターチェンジ　　　　１２時２２分　　　　　　　６２㎞

富士川サービスエリア　着　　１２時４２分　　　　　　　８５㎞

　　　　　　　　　　　発　　１２時５１分

沼津インターチェンジ

給油（沼津市）　　　　　　　１３時０５分　　　　　　１１６㎞

三の浦郵便局　　　　　　　　１３時５８分　　　　　　１２４㎞

大瀬崎　　発　　　　　　　　１４時４５分　　　　　　１４５㎞

国民宿舎　土肥ふじみ荘　　　１６時００分　　　　　　１７７㎞

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