皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。6月となり、九州の地震も、私が住んでいる関西では、若干風化した感もありますが、現地の皆様はまだまだ再建にはほど遠い状態だと思います。改めて、一刻も早い復興を祈念いたします。本日は伊豆紀行の3回目です。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。
スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。

また、以前は写真を最後にまとめて掲載していましたが、現像された写真を本文中に挿入させる方法が分かりましたので、今回より採用しています。前回までの記事も時間を見付けて、順次訂正させて頂きます。

1998年4月14日(火)

8時43分、雨の出発だった。約10㎞、賀茂村黄金崎を訪れる。海岸に突き出した岬で風変わりな景色である。岬から望む風景は見事で、雨に煙った広角は、かえって幻想的にさえ見える。他に人の気配も無かった。

 黄金崎
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大沢温泉道の駅から長八美術館を訪れる。鏝絵(こてえ)の名工、入江長八の記念館は、伊豆松崎浄感寺にある。鏝を駆使して作り出す、日本独特の立体壁画であり、優れた技術は高い評価を受けている。私も今まで、長八の芸術は承知していなかったが、初めての見学で感嘆するところが多かった。
11時半頃、雲見に出て昼食。何か変わったものもあるかと考えたが、店屋の数は増加しているが、特別な食事も出来るところも無いようで、簡単なもので済ませた。以前、雲見で宿泊した際、漁師でもある旅館の主人の好意で、カツオの一本釣りの漁船に便乗させてもらったことがあった。早朝4時頃から、天気も良くて、カツオ漁は順調だった。引き続いて岩場に仕掛けた、伊勢エビの網を引くのを手伝ったが、迫力のある絶壁の岩場近くで、大層豊漁だった。千貫門近くまで続いていた。陸地側からは雄大な眺めは見えず、海側から始めて垂直に落ちる奇勝が拝見できた。ちなみに朝食は、朝取れのエビに大満足だったことを思い出した。

 松崎より国見へ
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 国見海岸
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トンネルの多い国道136号線を南下。1時20分、石廊崎駐車場に到着した。道中、子浦、妻良附近より展望できる美景は、これぞ南伊豆と言えるもので、変化にも富んでいる。

 子浦、妻良附近
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下田資料館で、約1時間、幕末の歴史舞台となった街の資料など見学後、3時38分、第3日の宿泊地、南伊豆国民休暇村に入った。(0558-62-0535)新館4階の綺麗な部屋で、窓外に、渚100選、白砂青松100選の弓ヶ浜が拡がり、シーサイドリゾートの感を受けた。ナトリウム、カルシウム、塩化物の湯も良かった。夕食の「郷土の味」は盛り沢山で、郷土食もあって美味しかった。

 

1998年4月14日(火) 雨

場所              時間        メーター表示

出発             8時43分        0㎞

黄金崎    発       9時14分       11㎞

大沢温泉道の駅   着    9時50分       29㎞

          発   10時09分

長八美術館   発     10時58分       35㎞

雲見      着     11時27分       44㎞

 昼食     発     11時54分

石廊崎パーキング      13時20分       86㎞

下田資料館    着    14時26分      115㎞

         発    15時20分      116㎞

南伊豆国民休暇村      15時38分      125㎞



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