皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。

久々に父の文章と行程表が作成されている旅行記をお送りしようと思います。時期は比較的最近で、2017年1月に亡くなった父にとっては最晩年の旅行記だと思います。季節もこの時期に相応しいものだと思います。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。

スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします

2012年5月28日(月曜日) その5

湯浅城(0737-63-6688 管理人注 現在も営業中)の到着は2時50分だった。宿舎「湯浅城」は青木山の一角、城址公園に建つ城をかたどった珍しい建物である。周辺は紀州名産、みかん畑が多く見られる。

湯浅城
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湯浅城より
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単純硫黄泉の温泉設備もあって、日帰り客の受け入れも多いようだ。近年「熊野古道世界遺産ブーム」もあって、湯浅町を訪れる客が増加したと言われるが、子供や年配者が喜びそうな建物に人気があって客も増加したようである。

夕食は午後6時からである。私達は充分な余裕の時間をとって入浴を楽しみくつろぐことが出来た。

案内があって蛍見物のバスを出すという。二の丸温泉の先に山田地区があって、「ほたるの園」を開園しているそうである。宿舎のバスは、私達の他に飛騨からの団体客約20名で満席になった。7時過ぎに出発して現地に到着。しかしそれからが私達には大変だった。バス終点から急な坂道を上らなければ、ほたるの生息地には行けない。約10メートルばかり歩を進めたが、即座に中止を決断した。明かりは殆ど無く、道は大変危険だった。もちろん手摺などあるわけもなく、一歩つまずけば怪我は間違いない。

残念だったがほたる見物は見送ることに決めた。運転手も気の毒がっていたが、この選択は良かったと思っている。バスの終点付近では土地の人達による店が出され、飲み物や果物類が並んでいた。辺りは真っ暗で何も見えないが、黒い山影だけが月夜の明かりに照らされている。おそらくみかん畑が一面に拡がっているように思えた。30分ほどで団体さんもバスに戻り、8時20分宿に帰った。久し振りの旅行で色々なことがあったが、楽しい1日を過ごすことが出来た。少々くたびれたが、かえって元気が出たように思えた。

2012年5月28日(月曜日) その5

場所               時間       メーター表示

得生寺             14時20分   106.6㎞

      発          14時35分

 国道42号

湯浅交差点左折

国民宿舎湯浅城       14時50分   112.8㎞

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