皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。
久々に父の文章と行程表が作成されている旅行記をお送りしようと思います。時期は比較的最近で、2017年1月に亡くなった父にとっては最晩年の旅行記だと思います。季節もこの時期に相応しいものだと思います。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。
スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。
2012年5月29日(火曜日) その4
昨日は手違いで目的を果たせなかった「はたよ食堂」に立ち寄る。広村堤防から5㎞ほどの場所だった。ちょうど昼前で主人は「2日も続けてきてくれて有り難う、有り難う」と大変喜んでくれた。夢の味、しらす丼はここだけでしか食べられないと宣伝され自慢の品である。揚げたてサクサクの「しらすかき揚げ」が白いご飯の上にのせてあり、出し汁がかかっている。揚げてしまうと、しらすの味は薄くなっていると思ったが、これもまた変った味で、立派なしらす天丼である。私達が店に入った後、続々と客がやって来たようである。(管理人注 2日目も、しらす天丼等の写真は撮影していないようです。)
食後、私達はJR広川ビーチ駅前から県道23号線を衣奈(えな)に向った。見渡す限りどの山もみかん畑と思われるが、西広地区から望める唐尾湾の風景は絶景である。とりわけ海岸で沈む夕日は、和歌山県の夕日百選に選ばれている。
衣奈漁港からUターンして、興国寺に向う。興国寺は由良町に所在する禅宗の寺で、天狗と虚無僧で有名である。ずっと以前にお詣りしたことがある。入口から約50メートル、割合急な坂道があって、奥までお詣りするか躊躇したが、時間をかけて参拝することにした。
他に客の姿もなく、静寂そのものの参道を経て、本堂に詣った。境内は良く整理され、清潔感に溢れている。本堂から更に坂道を進むと巨大な天狗様を祀っている。境内の緑は今を盛りと生気を四方に拡げている。その瑞々しさは驚くばかりである。
2012年5月29日(火曜日) その4
場所 時間 メーター表示
はたよ食堂 駐車場 11時40分 13.9㎞
昼食
発 12時30分
県道23号線
JR広川ビーチ駅物産館 12時55分 21.3㎞
県道23号線
衣奈漁港
県道23号線
興国寺 13時37分 33.2㎞
発 14時12分

にほんブログ村
コメント