皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。

久々に父の文章と行程表が作成されている旅行記をお送りしようと思います。時期は比較的最近で、2017年1月に亡くなった父にとっては最晩年の旅行記だと思います。季節もこの時期に相応しいものだと思います。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。

スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします

2012年5月29日(火曜日) その5

門前の信号を左折し、国道42号線を北進する。カーブの多い道路の両側は一面にみかん畑である。小越トンネルを越すと再び広川町に入る。井関の信号から広川・川辺線県道21号に入り、滝原温泉ほたるの湯(0737-67-2641 管理人注 現在も営業中)に向う。山々の緑に包まれ想像以上に自然色豊かな土地だと思った。

滝原温泉ほたるの湯
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チェックインは4時からとなっていたが、3時前でも部屋に通された。泉質、泉温はアルカリ性低張性冷鉱泉21.7℃で、加熱している。大きな露天風呂も設備され、野趣に富んでいる。

6時からの夕食は別室に準備された。揚げ物は揚げたてで美味しかったが、他にはこれといって変ったものは無かったと思う。私達が宿泊したのは「ほたるの湯」である。ちょうどほたるが飛び交う季節である。案内のパンフレットには、露天風呂からでも幻想的な乱舞が見えそうな表示もあったが、さすがにそれは少々無理だった。

昨日は湯浅城からほたる見物のバスまで用意されたが、残念ながら見物は出来なかった。今日はと思いながら、フロントのアドバイスを受けて、宿舎から200メートルばかり広川の上流へ行って、ほたるの飛び交う幻想的な舞を見物した。宿舎の部屋に、地元広川町津木中学校の生徒から「ほたる」について便りが届いていた。飛翔調査、環境調査とその保護活動、幼虫の飼育と放流、生態研究等々生徒が全員で取り組んでいる。

上流(撮影は5月30日)
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「初夏の夜を彩るほたるとの魅力に触れる」とした生徒の研究と資料は、立派な作品だと感服した。広川に架かる小橋の上から存分にゲンジボタルの舞姿を見せて貰った。ちょうど夕食時中には雷雨もあって少し心配したが、空はすっかり晴れて、お月さんも顔を見せていた。

2012年5月29日(火曜日) その5

場所               時間       メーター表示

門前交差点左折

 国道42号線

井関交差点右折

滝原温泉ほたるの湯   14時45分       49.1㎞

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