皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。

前回の続きです。

桜の頭に何かがひらめきました。今日一日ずっと付いてきてくれる不思議な白猫に気付きます。白猫に話しかけますが、見つめるだけでした。しかし、桜は自分の殻を破ることが出来る期待に胸を膨らませ、白猫に導かれるように歩き出しました。

謎解きのため、四条通を南側に渡り、京都高島屋に入っていきます。

謎解きガイドの表現では「緑のドカンから覗いている赤い帽子の人」
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桜はエレベーターで6階にある蔦屋書店にたどり着きました。そこには2000年代に流行したアーティストの特設ブースがありました。もちろん母・楓のブースもあります。その前に白猫が手紙をくわえて座っていました。それは桜が以前大事に持っていたけれど、いつの間にか忘れてしまった母が亡くなる寸前の手紙でした。

「私の宝物 桜へ。あなたには周りを笑顔にする力がある。どんなアーティストになるか、成長が楽しみ。空の上からあなたのことを見守っています。」

桜は深呼吸して、今日の出来事や両親との思い出を振り返り、いつもよぎるメロディーに歌詞をつけ始めました。

(管理人より 出来た曲をすべて掲げるのは割愛させていただきます。これまでの物語の中で「」の中にひらがなで記載したキーワードはすべて使用されています。タイトルは、曲のラストの言葉「永遠に届きますように」です。)

桜は建物から出て近くのイベントスペースで行なわれているパフォーマンスに飛び入り参加しました。白猫が一声鳴くと、桜の服は黄色のワンピースに替わっていました。それは雑誌に掲載された楓の服に似ていました。

次回に続きます。


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