皆さんこんにちは。 南大阪在中、ブログの管理人「カズ」です。
前回の続きです。
ルネサンス3大巨匠「ラファエロ」の師・ペルジーノによる「正義の旗」は、通常、ウンブリア国立美術館に貯蔵されています。大きさは約280センチメートル×140センチメートルです。
中央には聖母子と多数の天使が描かれています。そして祈りを捧げているのはアッシジの聖フランチェスコとシエナの聖ベルナルディーノ。町並みはウンブリア州ペルージャです。
特に翼を備え顔のみの天使は熾天使(してんし セラフィム)で最上級の天使です。つまり、この絵は理想都市のあり方を示しているとされます。
同じ部屋に「伊東マンショ」の肖像画に限りなく近い衣装の再現が展示されていました。万博のイタリア館では肖像画自体が展示されていたようです。


伊東マンショは、豊後のキリシタン大名・大友義鎮(よししげ 一般的には法号の宗麟(そうりん)の名で知られる。)らにより派遣された「天正遣欧少年使節」の主席正使です。
次回に続きます。
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