皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。九州の災害で被災された皆様の復興を祈念いたします。東北地方を巡る、10回目です。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。
スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。

2004年9月14日(火) 4回

天平21年(749年)、今を去ること約1250年前、涌谷町黄金山の一帯で、日本で初めて砂金が採出した。砂金は当時造営中だった奈良東大寺大仏に塗る金として献上されたと伝えられている。砂金献上の経過には諸説あるが、大和と平和共存を狙う和解の希望を込めて贈られたとの説もある。当時の先住民達にとって、金は左程価値あるもので無かったようだ。

 黄金山神社
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森の奥まったところに、小さな社があった。年代を経た樹林に蔽われて時代を感じさせる。想ったより沢山参拝者があった。
万葉歌人、当時越中国守大伴家持は産金献上の報に接し、「すめろぎの御代栄えむとあづまなるみちのくの山にこがね花咲く」の歌を残した。(管理人注 意味 天皇の御代が繁栄するしるしとして、東国の陸奥の山に黄金の花が咲き誇っている。著名な歌であり、奥の細道で、松尾芭蕉が石巻の章で引用している) 記紀の研究者、山田孝雄氏による揮毫(きごう)の歌碑が建っている。天平の黄金ロマンは結構なことだと思うが、体制にも組み込まれていない独自の文化を持つ先住民の意思を無視した「弥栄(いやさか)」(管理人注 繁栄を祈っていう言葉、バンザイに近い)の連唱は無いだろう。古代史の研究が進み、時代の背景が正当に評価される日が早からんことを希う。(こいねがう)
神社の側にみちのく湧谷黄金郷天平ろまん館が建っている。湧谷の産金の歴史などを展示している。今でも周辺の河で微量の金が採取できるそうである。
国道108号線に出て、古川方面に進む。JR石巻線に沿ったバイパスの広い道路である。県道19号の交差点を、小牛田駅方向に折れ、駅前のカリヨンの時計台を見る。停車できないので、どんないわれがあるのか聞けなかった。
実はこの後、大変な道間違いをするのである。県道19号線から野田橋を渡って県道242号線に出るところを、例の駅前から県道152号線に入ってしまったのだ。ここで今日2度目の親切な人に出会う。農作業をしていた主婦であるが、私達の困った様子を見て目的地の保養センターみちのく路(0229-56-5511)まで案内して下さったのである。何という幸運なことであろう。地獄で仏様に会うとはこのことをいうのであろう。それも2㎞や3㎞の短い距離ではなく、感恩橋を渡って鹿島台町の市街に入り、恐らく14~15㎞の道程を先導して下さったのだ。本当に何と御礼を言って良いのか、言葉も知らなかった。後刻気付いたのであるが、福ヶ森地区の塩竈神社近くでのことで、神様のお使いとして道案内してもらったのだろうか。一度ならず二度までも身に染みる程、人の心の暖かさを感じた日である。
みちのく路は鹿島台の街が、一望出来る高台にあり、日帰りの入浴者もいたが、宿泊者とは別の浴場になっていた。
泉質は高張性弱アルカリ性の天然温泉で、円形の大きな湯船があり、大自然のパノラマが一望出来る、明るい浴場だった。部屋からは実りの秋が広い窓いっぱいに拡がっていた。

 保養センターみちのく路より
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2004年9月14日(火) 4回

場所              時間       メーター標示

黄金山神社           14時02分   157.7㎞

天平ろまん館    発     15時10分   

Uターン

 国道108号線

 県道19号線

小牛田駅前(JR)

カリヨンの時計台

感恩橋

 道を間違え、県道152号鳴瀬川に沿う

 福ヶ袋附近の農家の婦人に助けられ

 鹿島台みちのく路まで案内していただく

 国道346号線

鹿島台町

 県道16号線

国民年金保養センターみちのく路 16時24分   192.6㎞





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