皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。台風により各地で被害に遭われた方の一日も早い復興を祈念します。今回の旅行記は、四国八十八ヶ所巡りとさせて頂きました。今年4月の初めに「私達の四国遍路行と思い出」という文章を6回に分けて掲載しましたが、「その5」に記載した一部を詳細に記載したものになります。(管理人注 http://blog.livedoor.jp/nihonmanyuuki-kazu/archives/cat_158199.html 私達の四国遍路行と思い出全6回をご覧下さい)今回の旅行記には父親の霊場巡りについての考えが色濃く反映されていると思います。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。
スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。

2008年3月24日(月) 2回目

当初心配した78番、郷照寺も標識に助けられて、間違いなく到着できた。この霊場は、宇多津町の繁華街を少し外れた高台にある。狭い路地を何度か折れて、山門に近づくと、急に傾斜のきつい坂道に入り、視界の広い駐車場に入る。境内はここからまた石段を登る。小高い山の中腹であるが、相当に広く感じた。眼下に瀬戸内に隣接した街並みが見える。春霞であろうか、天気は良いが、視界は煙っている。温かくて穏やかな天気である。

 郷照寺
7-1

本堂に向かって大きな声で読経する初老の婦人があった。お遍路さんでも無さそうである。近くの人が般若心経でも唱えているのかと思ったが、私達がお詣りをすませて帰途についたときも、まだ延々と読経する声を耳にした。ふと耳を傾けてみると「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり‥‥」と平家物語の始めの文章である。又、暫くして「帰命無量如来、南無不可思議光‥‥」とお経の経文である。何か手本を読んでいる様子だったが、大層早口ですらすら読み上げている。境内に響くような大声は、多分、集中力を高める手段と思われるが、彼女は何を祈念しているのであろうか。私は理解出来ない。
本堂前には十数名の団体のお遍路さんが、菅笠に白装束で読経していた。導師らしい男性が居て、年配者が多かった。女性も何名か混じっている。後列には、読経もせず、少々退屈気味な人達も居たようである。
遍路する人達の動機は多様である。肉親に別れて供養する人、あるいは自分の過去の生活を顧みて、懺悔し、自戒を試みる人、自分を見つめ直して、この先何を成すべきか考える人、また、多くの人達は何らかの悩みを持っている。中身は深刻なものであったり、また、左程気にならないものもあったり、多種多様である。さらに誘われるままに旅行気取りで巡礼に参加する人もあるかもしれない。それが当世の人の気質だと思う。私はそれが何であれ、少しも非難されるいわれは無いと考える。
正直なところ私自身も、経文の内容に関して何の知識も持ち合わせていない。四国霊場では多くの巡礼者が、般若心経を唱えているが、その様子に自らの不勉強を恥じる思いがする。こんなことを考えてみたのだが、どうだろうか。

2008年3月24日(月) 2回目

場所                時間       メーター標示

國分寺 駐車場          9時37分      60.0㎞

 県道33号線

郷照寺 駐車場     着   10時38分      73.4㎞

            発   11時13分


けっこう珍しい?
ETCだけのカード。
意外かもしれませんが、ETCだけのカードって
珍しいのです。
普通は「ナントカカード、なんちゃらカード」
を作成して、その後にETCカードが1~2枚付いてくる。
そんなイメージありませんか?
高速情報協同組合の法人ETCカードは
まさに「ETCカード」のみ。
ここにメリットがあります。
実際は、さっき出てきた「ナントカカード、なんちゃらカード」の
審査が厳しいのです。
新設法人などは実績がないから、まずそのカードが発行されません。
つまり・・・
「ETCカード発行まで辿り着かない」のです。
高速情報協同組合の法人ETCカードは「法人ETCカード」のみを
発行します。
クレジット会社を通しません。
もちろん高速料金の割引があるETCカードで、
普通のカードのように後払いです。
実績がなく、クレジットカード会社から審査で落とされた方も
一度申し込んで見てはいかがでしょうか。