皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。鳥取県を中心とした地震で被害に遭われた方の一日も早い復興を祈念します。今回も紅葉が美しい旅行記を選択しました。珍しくマイカーではなく、ツアーへの参加です。なお、今回の旅行記では、父の普段の思考や辛口の意見がかなり散見されます。また、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。
スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。
2009年10月28日(水) 3回目
観光船が銀山平に近づいた頃、行く手の左に荒沢岳や、越後駒ヶ岳が望見出来る。待望していた山の姿だったが、雲がかかって、雄々しい荒削りの岩肌は見えなかった。
荒沢岳と越後駒ヶ岳
越後駒ヶ岳
銀山湖(只見湖)銀山平には古い歴史がある。それは自然と人間の関わりだけでなく、人間同士の喜怒哀楽の歴史が存在する。古くは平安の昔、平清盛に都を追われた尾瀬中納言三郎(管理人注 この地方の言い伝え「尾瀬三郎物語」の主人公で、左大臣藤原経房の次男と言われるが、実在した人物がどうか疑わしい)が尾瀬沼に逃れ、三百余年以前は、銀鉱山として栄え、役人、商人、人足、遊女の絡み合った人間関係が存在したことだろう。今はもう、全ては湖底に沈んで、静かな自然が黙して語ってくれることはない。私はこの鄙びた奥地に人の世の無情を感じる。
私達は再び車中の人となって、12時に出発する。
昼食に山菜弁当が配られて、22㎞の長いトンネル内で食事となる。銀山平はゼンマイの宝庫である。復路は対向する車輌も増加したようだ。山菜弁当は美味しかった。七日市吉田の信号を右折して、県道70号を通過、応神、守門(すもん)から国道252号に入る。この国道は、JR只見線に沿って会津地方に通じている。以前この道を利用したのは逆方向からだった。スノージェットがやたらと多かったと記憶している。越後須原の目黒邸を近くに見て、入広瀬村大白川へ。以前宿泊したのは、大白川から分岐して、浅草岳に近い洞窟温泉だった。
六十里越トンネルを通過して、新潟県から福島県に入る。カーブの多い国道であるが、以前より良く整備されているようだ。左にカーブし、右に曲がって高度は次第に高くなる。ガイドの説明で、浅草岳に視線が集まる。今まで余り気付いていなかったが、岩肌の厳しい特徴のある山である。この辺から窓外はにわかに色づく。眼下に田子倉湖が望める地点は見事に錦を飾ったようである。今日の最高の見所だったのではないか。
田子倉湖
一見して倉庫のような建物であるが、只見線田子倉湖駅だった。ここは浅草岳の登山口となっている。附近は紅葉のトンネルであり、赤、黄、緑の絨毯を拡げたようである。田子倉ダム駐車場に入って小休止する。田子倉湖は只見湖の少し下流に造られた人造湖である。やはり沢山な民家が、湖底に沈んだそうだ。湖畔の道路沿いに鎮守様を移してお祀りしてあった。
平野部に入って更に進むと只見の町に入る。以前に比較して少し様変わりしたようである。沿道に新しく建った家が目に付く。冬場は交通手段も遮断されることが多いし、有数の秘境地帯と言われるこの地方で、何か起こっているのだろうか。
2009年10月28日(水) 3回目
遊覧船発着場銀山平 着 11時50分
発 12時00分
トンネル シルバーライン 昼食はバス内で山菜弁当
国道352号線
吉田交差点七日市 右折
県道70号線
広神村 守門村
国道252号線 越後須原目黒邸
大白川(入広瀬村)
六十里越トンネル
浅草岳
田子倉湖駅(JR)
田子倉湖(ダム)駐車場 着 13時56分
発 14時18分
国道252号線
只見交差点


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