皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。
昨日お話しした西国33ヶ所の旅ですが、まずは手始めに近場の寺院を廻ってみようと思い、4番「施福寺」(槇尾寺)、5番「葛井寺」を車でお詣りすることとしました。この時点であまり深く考えずに近場から行った方が良いだろうという感覚です。
購入したガイド本で施福寺のページを見ると、「四国33ヶ所巡り最大の難所」「30分にわたる石段との格闘」と恐ろしい表現が並びます。多生、ギョッとしましたが、高齢者の人もいるから、結構大げさな表現にしているのだろうと高をくくっていたのですが、‥‥
管理人が住んでいる富田林市の自宅から、国道170号(通称 大阪外環状)に出て泉佐野方面に車を走らせます。自分の旅行記では初めて車での旅行だと思います。暫くして、国道を左に曲がり、すんなりと槇尾寺の駐車場に辿り着きました。自宅を出てから僅か40分程度です。駐車場にはこれから参詣をする人達が多数います。そのほとんどが山登りスタイルです。自分の服装は、上がウインドブレーカー(朝方は穏やかに晴れて温かい日だったのですが、駐車場では結構ひんやりします)、セーター、厚手のシャツ、下着のシャツの計4枚。下は七分丈のズボン下と厚手の綿のズボン、靴はくるぶしまで覆うトレッキングシューズ、靴を除けば、冬のゴルフに行くようないでたちです。駐車場の脇には「槇尾山観光センター」という土産物屋兼食事処があります。これより先、食べ物、飲み物は購入できません。自動販売機すら一台もありません。また、頂上までトイレはありませんから、ここでトイレも済ませておく必要があります。
それでは出発です。天気は晴れているにもかかわらず、鬱蒼とした木に覆われて、もやっている様に感じます。というよりは明らかに都会の空気感とは違います。巧く表現できないのですが、人間の力が及ばないエネルギーが充満しているかのような感じをうけます。
暫く緩やかな階段を登っていくと、建物らしきものが見えたため、思ったより楽勝だったなと思いましたが、それは「仁王門」で、ここからが石段との格闘の始まりです。
仁王門
果てしなく続く石段
歩けども歩けども階段は続いていきます。日頃の運動不足がたたり、明らかに自分より高齢と思われる人にも、ドンドン抜かされていきます。当初は肌寒さを感じたくらいでしたが、暑くてたまりません。ウインドブレーカーを脱ぎ首に巻いてひたすら階段を登り続けます。汗が噴き出しますが、運悪くハンカチしか持って来なかったのが、今更悔やまれます。ハンカチはもうベトベトで殆ど使い物になりません。タオルが必需品です。しかし、スマホ以外の荷物全てを車に置いてきたのは正解でした。他の人もリュックを背負い、常に両手が空いた状態です。なかには杖を使って登っている人も居ますが、杖以外のものは手にしないこと、両手は手ぶらで出来れば手袋か軍手をした方がいいかも知れません。
だんだん頂上は近づいてきますが、階段はドンドン急勾配になっていきます。そして少し建物らしきものが見え、力を振り絞って頂上に着きました。
本堂にお詣りし、そのあと廻りを見渡すと、見事な紅葉と、馬の象があります。ベンチもあるのでここでやっと座ることが出来ました。馬の象はこの巡礼の中興の祖「花山天皇」を馬が道案内したという逸話に基づいています。
本堂
馬の象
紅葉
本堂より高い位置に建物らしきものが見えたので、最後の力を振り絞り階段を上がると、お稲荷さんを祀った小さなお社があります。ここから見た景色は更に絶景です。写真ではなかなか表現できませんが、1枚張っておきます。おそらく岩湧山方面だと思います。
上から見た本堂も紅葉とマッチして綺麗でした。
しばし休憩し、下山します。頂上附近は段差が急なので、結構恐怖感もあり慎重に足を進めます。
ようやく駐車場まで帰ってきました。バスの方向転換所のイチョウの紅葉が見事だったため、1枚パシャリ。
駐車場を出てから帰ってくるまで、約1時間30分。こちらへのお詣りは、お寺へのお詣りという意識ではなく、山登りをすると認識しておいた方が良いでしょう。天候が悪い日、自分の体調が悪い日は絶対に避けてください。
国道170号線に戻り、自分の自宅方向に車を走らせます。そろそろ昼時なので、どこかで昼食をとろうと思いましたが、結局日頃からよく行く河内長野の王将へ。食後に少し買物を済ませ、自宅付近を素通りして、国道を北に車を走らせ葛井寺を目指します。少し雲行きは怪しくなってきましたが、何とか大丈夫そうです。
駐車場は直ぐ見つかりましたが、そこは最近バス専用になったとのこと。係員が近づいてきて、申し訳なさそうに説明し、自動車の駐車場を教えてくれます。しかし、狭い道をかろうじて進み、非常に分かりにくい道を時速5㎞程度のスピードで車を走らせます。その場所は目的地、葛井寺のすぐ南ですが、ただのコインパーキング、つまり有料です。他の方のブログではバス専用になってしまった駐車場から少し歩いたという記述が多いですが、現在は変更されているため注意が必要です。
むしろ、電車を利用した方が良いかも知れません。近鉄南大阪線藤井寺駅から徒歩5分です。始発駅あべのハルカスがある近鉄阿部野橋駅から乗車して15分程度です。
このお寺は、百済系の渡来人、葛井氏の氏寺として始まり、現在は市の名前も駅の名前も藤井寺になっていますが、お寺の名前は元々の漢字が使われています。
午前中とは違い、駐車場を出て30秒で葛井寺に到着です。立派な本堂と境内をもつお寺なのですが、午前中の槇尾寺の印象があまりにも強烈で、少し寂しい感じです。
少し紅葉している樹木もありますが、このお寺は名前の通り「藤」の名所と知られ、見事な藤棚が目に付きます。しかし、現在は残念ながら季節外れです。下の方に写っている菊は綺麗でした。次回は初夏に再訪する必要がありそうです。その時は電車で‥‥。
紅葉
藤棚
とにかく、自分にとって、四国33ヶ所巡りの初日と位置づけた日でしたが、非常に濃密な一日だったことは間違いありません。
管理人より、話は変りますが、冬の味覚は数々あれど、やはり「カニ」は冬の味覚の王様の1つです。今回の旅行でも夕食にカニフルコースを堪能しています。そこで、ご自宅でもカニをご賞味できるサイトをご紹介させていただきます。また、カニだけでなく「おせち料理」も取り扱っているので、ぜひお試し下さい。自分もカニを注文し、カニスキナベとカニ入炊き込みご飯をいただきました。すごく美味しかったです。実は、おせちもこちらのサイトで注文しました。来年のお正月が楽しみです。
管理人より、またまた話は変りますが、6月に番外編のレビューを書かせて頂いた「AGAスキンクリニック」様が、初診料を無料という信じられないようなお得なキャンペーンを、11月に実施されますので、ぜひこの機会にご利用頂きたいと思います。
6月のレビューの記事はこちら http://blog.livedoor.jp/nihonmanyuuki-kazu/archives/4216738.html
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