皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。九州各地で、被害に遭われた方にお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い復興を祈念いたします。長野県の遠山郷、秋葉街道シリーズの6回目です。この文章の最終の奥書は2010年4月1日となっています。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。
1993年、長年営業を続けた鉄工業を廃業した。私は68歳になっていた。工場の後始末や、工場を倉庫代わりに利用していた雑誌「旅」の整理に明け暮れる日も多かった。愛用のボンゴはトラックであったが、充分旅行にも利用できて、遠くは新潟県、北陸、岡山方面にも足を伸ばした。廃業の1年後、8月に新車ファミリアを購入した。そして8月末から9月初めへ、3泊4日で、信州高遠から秋葉街道、分杭峠以北へ旅行を試みた。
早朝6時24分出発して、東名阪道、御在所サービスエリアで小休止。中央道、駒ヶ根インターチェンジから国道153号に出て、伊那市街に入った。最初に飯田線、伊那駅近くの伊那春日城本丸跡に行ってみた。南アルプスを遠望する高台にあり、伊那の市街が望見出来る。一見公園のように見えるが、余り整理されていない雑木の林のようであり、高遠方面に向かった。高遠は約700年の歴史を持つ古い城下町である。伊那谷の政治、教育、文化、経済の中心地として栄えたと言われる。西方に中央アルプス、東に南アルプスの秀峰を望む風光明媚な地である。高遠城址の小彼岸桜は可憐で有名である。
最初私達は、大宝山建福寺に参詣した。城主保科氏の菩提寺として古くから栄えたようで、山門も堂々として立派な寺院だった。門前には数体の石仏が大切に祀られている。満光寺も鐘楼門を兼ねた立派な山門をくぐるのである。進徳館は藩士養成のため開設した学問所だった。質素な建物のようだが、現在、国の史跡に指定されている。
城址公園は、桜の時期でなかったので、絵島の囲み屋敷を訪ねた。絵島の悲恋物語で知られているが、現在の建物は復元されたものらしかった。
非持の里はもう秋葉街道の集落である。溝口集落に常福寺がある。本堂前右側にやさしい表情の六地蔵が並んでいる。左側にお祀りしている馬頭観音をはじめ、多くの石仏群が土地の歴史の古さを証明するかのようだ。
近くに熱田神宮も鎮座している。茅葺の古い社で裏手本殿の彫刻は着色も施されていて、立派なものである。私達はこの日、信州長谷保養センター、仙流荘に宿泊した。南アルプスから流れる清流、黒川の川岸にあり、登山口として利用されている。仙流荘到着は午後5時4分だった。走行距離は約390㎞である。
写真は上から 伊那春日城本丸跡
伊那市街 南アルプス遠望
大宝山建福寺 山門
建福寺門前の石仏群
満光寺
進徳館
絵島囲み屋敷
溝口集落 常福寺本堂前 馬頭観音
常福寺本堂前 右列 六地蔵
熱田宮裏手本殿の彫刻
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