皆さんこんにちは。南大阪在住、ブログの管理人「カズ」です。九州の災害で被災された皆様の復興を祈念いたします。木曽御岳シリーズの10回目です。御岳の一昨年の噴火による多数の犠牲者の方にお悔やみ申し上げます。今回の記録を読んでいただくと近年にも何度か自然災害が起こっています。しかし、日本の観光地、特に今の初夏から夏のシーズンからは外せない場所と思い、今回選定しました。今回は、日数は3日ですが、内容が濃く、かなり長期間の掲載になると思いますので、皆さんお付き合いよろしくお願いします。なお、毎回、申しておりますが、父親が過去記録した旅行記を息子の私がブログという形で皆さんに公表しています。現在と状況が変わっている可能性があることをご了解ください。
スマホでブログをご覧になっている皆さんへ。本文のあとに旅行の行程表がありますが、それを見る際はスマホを横にしてご覧になって下さい。縦のままだとちゃんと表示されません。よろしくお願いします。
2005年5月23日(月) 3回
11時20分、鹿ノ瀬駅駐車場を出発して、本日の第二の目的地、開田高原に向かう。先ずブルーラインの森林帯を抜けて、木曽温泉までの信号まで坂を下るのであるが、念願の御嶽山の雄姿と対面できて、気持ちは落ち着いたようだった、信号を左折して開田高原、菅沢を直進、西野地区に車を進める。左手に継子岳が追いかけるように迫ってくる。道沿いに民宿や民家も点在するが、広くとられた庭には、芝桜などが色とりどりに植えられて美しい。樹木はカラ松や白樺が多いようである。
食事処「山麓」で昼食。12時前だった。新しい気持ちのよい店だったが、客は少なかった。とろろそばを注文。客は後ではいってきたが、工事関係者が多いようだ。御岳の鑑賞できる席から、いっぱいに盛られたとろろは美味で舌鼓をうった。今までにこんなに沢山なとろろのかかった蕎麦は経験が無い。
蕎麦屋を出て、約10分、道路脇の小さな繁みに祠があり、石仏が沢山祀られていた。案内板によれば、ここは下ノ原で御岳大権現と覚明神を奉る、村内でも代表的な霊場であり、立像や座像の石碑が並んでいる。また1718年、野焼きの火が延焼して、徳川尾張藩の山を焼いたことから、失火の責任を一人で背負い処刑された平次郎を供養して建てた等身大の座像「平次郎地蔵」がある。誠に穏やかで温厚な顔だった。
平次郎地蔵

「百姓は生かさず殺さず」とする幕府の統制原則は、尾張藩においては「禁林、禁木の制」がしかれ、自家用の薪炭材の伐採も儘にならなかったようだ。西野地区に入ると越というところに「稗田の碑」がある。小高い土手の上にあって、西野村開田の歴史を刻んだ碑である。すぐ傍に、天台地蔵や馬頭観音など石仏、石碑が多く祀られている。
西野稗田の碑

現在、高冷地は見事に開かれて、その名も開田高原と称し、水田が拡がっている。此所からの御嶽も素晴らしかった。西野地区は開田高原の中でも最も開けた場所ではないかと思う。道路はよく整備されているし、温泉も掘削されて、暗さは感じられない。人々の暮らしは相当に上がっているのではないだろうか。下向の集落を始め、各所には、以前、石置屋根の民家が存在し情緒を漂わせたと言われるが、古い物置小屋以外に、面影は見ることが出来ない。改築、改装ブームで様子はすっかり変わってしまったようである。
2005年5月23日(月) 3回
場所 時間 メーター表示
鹿ノ瀬駅駐車場 発 11時20分
食事処山麓(開田高原) 着 11時54分 68.5㎞
発 12時25分
平次郎地蔵 12時29分 69.5㎞
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